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あそこは心の洗濯をしに行くところ

カランコロンとドアを開けたらお出迎え

難儀なオーダーでも難なくこなす、

その立居振る舞い

カシャカシャ、

カカカカカカカカ、

カシャカシャカシャ

真っ直ぐなラインのグラスに、

空の色が凝縮される

軽くクルッと回して最後の一滴を切る

目の前に出される店の名前の入ったコースター

そしてちょうどその上に空色のカクテルが鎮座する

もう既にお店すべてに酔いしれているのだが、

決定的な一打が舌の上を滑り、

喉を通って、

体中に空のイメージが巡っていく

落ち着きながらも高揚感を得ながら、

今日も現実と夢の間に行く